九割九分九厘蛇足

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【アニメ感想文】あにめたまご2017 4作品

今年のあにめたまご4作品すべて視聴しました。


あにめたまごとは何ぞやということなのだが、公式サイト見てください。

適当にぶん投げてる感じですが、多分1番分かりやすいです。

 


公式サイト

あにめたまご2017

 

 



若手の教育用に作成されたアニメと思えば良いのかな。
偏見かもしれないが、色々挑戦しやすそうだし、短編で見やすいし、個人的に結構楽しみにしている。

PROJECT A→アニメミライあにめたまごと名前が結構ころころ変わるは何でなのだろう。
よく分からん利権とかが、からんでんのかな...

 

あにめたまごの作品は毎年、冬~春頃に地上波で流していると思う。
ちなみに、劇場で先行して発表しているようだ。今まで知らないで見ていた。


私は、アニメミライ2013から見ている。すべて見ている訳ではない。2013年のは
じいさんとビリヤードするやつと、坂本龍馬のやつしか見ていない。

この年じゃないかもしれないが、時間帯が競合して見れなかったことがあった。それとか、単に見逃していたというパターンも多分ある。

あとマンデーパークに組み込むのはやめてほしい。
というよりも、マンデーパーク自体やめてほしい。
作品を単体で録画するのがめんどくさい。一括で録画すると、見たいのを見る時に他の作品を飛ばすのが大変。
あとHDDが圧迫される。まぁめんどくさがって結局一括で録画するんですけど。

 

今回は単発で録画できて、すべて見れたので良かった。


以下、私の視聴順で感想を述べます。
具体的には、
『ずんだホライずん』、『ちゃらんぽ島の冒険』、『げんばのじょう-玄蕃之丞-』、『RedAsh -GEARWORLD-』の順。


ネタバレありです。

 

 

 

 

ずんだホライずん

始まって1分、ずん子の愉快な仲間たちが出てきた辺りから、あぁ、頭おかしいアニメかと思ったが、タイトルの時点で分かるべきだった。


頭おかしいアニメか、と思う前、真っ先に思ったのは、ボカロじゃないか、だった。そういや、東北ずん子とかいたなと思ったが、すっかり忘れていた。
ボカロは高校時代狂ったように聞いていたが、とんと聞かなくなってしまった。

誰がボカロの調整してるんだろう。最後のスタッフロールに載ってなかったと思うのだが。
最近の人はあまり知らないから聞いても分かんないかもしれないが...


東北ずん子初め、北海道めろんとか、ネーミングセンスが、安直すぎて、清々しかった。

ただ、関西しのびは良く分からなかった。甲賀が元ネタか?伊賀は、三重県辺りのはずだ。
三重県は中途半端な位置にあるので少し不憫だが、今回は関西圏ということにすると、伊賀も甲賀も関西と言って良いか。

ついでで、ちょっと調べたのだが、甲賀は実は「こうか」と読むらしいことを知った。どうでも良いが。

 

 

ニコニコ百科でも言及されてたが、食べ物を粗末にするシーンはどうかと思った。
あまりに不快だ。まぁ、そういうことをしないでおこうという教訓と取るしかない。

 

そういうところもあるにはあったが、最後は、小豆も大豆も、同じ仲間だと認識し合って、大団円。良かった良かった。

 

小豆も大豆も同じとみなす。これは抽象化だ。論理的思考の最も本質的な部分だ。

つまり、このアニメはそういうことが大事だと伝えたかったのだー(棒)。

 

え?脚本の人そこまで考えてないと思うよって?
真顔でなんてこと言うの千代ちゃん。

 

 

一応、東北ずん子の公式サイトを貼っておきます。

東北ずん子 公式HP

 

 

ちゃらんぽ島の冒険

子供向けの冒険もの。なんか毎年、ほぼ確実にある気がする。
展開もまぁ、よくあるパターン。だから良いんだけどね。王道が王道足る由縁。

 

バオバブの木の噴火(?)がクレヨンで書いたみたいで面白いと思った。

 

 最後、一気にスケール広がったのは、ちょっとびっくり。

 

別にこの作品に限った話ではないが、たぬきとキツネは、よく悪者にされるなぁ。カバは大体優しい雰囲気を持っているなぁ。カバは超がつくほど危険動物なんだが。

 

そういや、主人公の子が、序盤でタマゴを割って、中身の綿毛を使って降りるシーンがあったが、あれってタマゴの中身が分かってたということで良いのか。あれだけよく分からんかった。

 

 

 

 

げんばのじょう-玄蕃之丞-

個人的に、1番面白かった。まぁ単純に私が、こういう時代を舞台にした作品が好きなだけかもしれないが。

 

最初の設定を最後に回収。ちょっとボケたじいさんが、ひ孫の危機に勘をはたらかせて救出に向かう。王道だけど、良いよね。

 

こっちのキツネはわるもんではなかったな。たぬきもキツネもわるもんに書かれることが多いけど、それだけ好きな人が多いということでもあるのだろう。


私はロリコンではないが、はなちゃんはメッチャ良い子だったな。
いや、ロリコンは否定できんかもしれない。しかし、ペドフィリアではないことだけは確かだ。
ロリとペドを混同してしまう人がいるから問題だ。

 

 

RedAsh -GEARWORLD-


なんか色々惜しかった。

やりたいことは分かる。

私は、設定厨だから、随所に専門用語の説明を加えるのは、たまらなく好きだ。
でも、アニメ向きじゃない。一々読んでると、話が入ってこない可能性がある。
読まなきゃ良いんだが、設定厨として、どうしても目に入ってしまう。

なので、何回も見るのを推奨するアニメだ。

 

あと「え、ここで終わり?」感が強かった。
これも、単発ものなので、仕方ないし、過去にもそういう作品はあったのだが、どうしてもそう感じてしまった。

1話完結ものじゃなくて、長く続いたら面白いと思う。多分、そういう風に作ったんだと思う。

 

 

良かった点。勿論ある。
画風が、あんまり大勢に受けないのかもしれないが、同じような手法ばかりなのも問題なので、こういうのも増えて欲しいなと思った。何より世界観に合ってる。

以前の私は、近未来のスチームパンクに、そんなに惹かれなかったのだが、最近になって、ようやく魅力が分かってきた気がする。

 


それと、作品と関係ないが、梶さん忙しいなと思ってしまった。

 

 

 

 

 


毎回、子供向けのやつと、時代物と、なんかよく分からんやつ(褒め言葉)がある印象。
色々書いたけど、一言で言うなら、面白かったです。

来年も予定があれば製作、よろしくお願いします。