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九割九分九厘蛇足

流行は追わない どうでもいいことは追う

【映画】SING 感想文

感想文 映画

まず、この記事には直接関係ないが、批評記事という言い回しをやめることにした。理由は私はド素人であって、批評するほどの人間じゃないから。

 

ここから本題

出来るだけネタバレはしないようにしようと思っているのだが、今回はネタバレあり。

まぁ公開から大分経っているし、許してください。

 

 


映画SINGを観に行った。本当は字幕で観に行きたかったのだが、都合上、吹き替え版を観ることに。まぁ時間はあるから、もう1回行っても良いのだが、何だかんだ結構お金かかるので。

 

結果的には吹き替えで十分良かった。まず、観る前は、誰が声を当てているのか、ほとんど知らない状態だった。豪華なキャストを集めた、という情報はどこかで手に入れていた。名前も見たはずで、その通りだなとその時は思ったのだが、実際に映画が上映されている間は誰が声優か全く分からなかった。特にムーンさんの中の人が内村さんなのは本当にびっくりした。最後、エンディングのスタッフロール中に驚愕した。

それだけ演技力のある芝居だったのだ。演技力もそうだが、当然、歌も上手い。吹き替えが許された理由はこれに尽きるだろう。中でもMISIA演じるミーナの歌唱力が素晴らしかった(ミーナは話の流れ的にまぁ1番「うたうま」なんやろなぁと思っていたが)が、個人的にはスキマスイッチの大橋さんのジョニーの声が良かった。

いや、まぁ全員良かった。当たり前だが。

 

昨今、日本SUGEEEEEとかクール・ジャパン(笑)などとマスコミが恥ずかしく騒いでいるが、今回ばかりは認めても良いのでは。良いものには良い、悪いものには悪いと言う。それで良いのでは。

 

それと、声優陣が全然分からなかったと書いたが、トレンディエンジェルの斎藤さんだけは分かった。

 

 

 

次、内容について。

潰れかけの劇場のオーナーのムーン。社運をかけて乾坤一擲のオーディションを開催する。それは誰でもスターになれる可能性のあるビッグイベント。予選を突破した人(厳密には動物だけど)たちと本番に向けて練習を重ねる日々。紆余曲折あって、開催に至らないかと思われたが、最後は何とか形だけでもとショーを行う。ショー開始時は身内以外は見世物にしてやろうくらいのテレビクルーだけだったが、放送している内に、いつの間にかたくさんの動物たちが集まってくる。最終的には割れんばかりの大声援。これを機に、劇場が復興し、ムーン始め様々な面々が新たな門出を祝う。

という内容、王道そのものだが、今風ではないなと感じた。まずものすごく夢がある。時代はゴールドラッシュか?というほど。まぁゴールドラッシュ直接は知らないけど。今より100年以上前、知ってたらハガレンホムンクルスばりの寿命。ついでに言えばバブルも知らない世代だ、私は。


脱線したが、とにかく、始まり方も終わり方も、これから先、明るい未来が待っているようなそんな印象を受けた。

極めつけは、ムーンさんの口上の初めに出てくる台詞"すべての生き物の皆様"である。映画作成には時間がかかると予想されるので、たまたまだろうが、トランプ政権に交代してからのこの台詞である。


国家単位で右翼化の進む中、せめて国民だけでも仲良くしようという意思を感じる(誤解のないように書いておくと、右翼を批判している訳ではない。それにどちらかというと私は右寄りだ)。

 

 

最後の方の感想は政治色が強くなってしまったが、私は政治には疎いし嫌いだ。そんなことより、映画だ映画。

期待して観に行った訳だが、アメリカらしい良い映画だと思った。夢があるってこういうことなのかなと感じた。